【進撃の巨人】145代目フリッツ王について解説

スポンサーリンク

人気漫画「進撃の巨人」では、巨人の脅威に追い詰められた壁内で暮らす人類の物語です。

主人公のエレンをはじめ、人類は巨人を駆逐し自由を手に入れようと奮闘してきました。

しかし、実はその状況はひとりの人間によってもたらされたものだったのです。

 

その人物こそ、145代目フリッツ王です。

今回は、壁内人類の祖ともいえる「145代目フリッツ王」についてまとめました。

スポンサーリンク

フリッツ王家とは

フリッツ王家とは、約100年前まで世界の覇者であったエルディア帝国の王家です。

エルディア帝国は最初に「巨人」と契約した少女、ユミル・フリッツを祖先に持つ民族・エルディア人が国民の大多数を占める国家でした。

エルディア人はその巨人の力を武器に、1700年に渡って他民族に子を産ませエルディア人を増やすという民族浄化を行ってきた悪しき民族と言われています。

 

詳しくは明かされていませんが、ユミルが死後九つに魂を分けることで生まれた「九つの巨人」をそれぞれ持つ九つの家が帝国の中心となっていたと思われます。

王家であるフリッツ家は祖先であるユミルの姓を名乗っていることからおそらくユミルの直系子孫であり、すべての巨人を支配する「始祖の巨人」を代々受け継いできました。

フリッツ王家は、「九つの巨人」を持つ家同士の諍いを「始祖の巨人」の力を使って諌める役目も持っていたのです。

 

145代目フリッツ王の行動

 

パラディ島への移住

しかし、145代目フリッツ王は戦いを拒み、その役目を放棄しました。

それによる「巨人大戦」で、エルディアはかつての大国・マーレに「九つの巨人」のうち七つを奪われてしまいます。

その折に、145代目フリッツ王は残された領土・パラディ島に国民を連れて逃げ込みました。

 

145代目フリッツ王は50m以上もの巨人を何体も操り、その巨人の硬化能力によって三重の壁に囲まれた城壁都市を築きます。

これがエレンたちが見ているウォール・マリアなどの壁になります。

>> 【進撃の巨人】ウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナ3つの壁の正体を改めてまとめる

 

「始祖の巨人」を持つ者は、巨人だけでなく、巨人化していないエルディア人も操ることができます。

145代目フリッツ王は、共にパラディ島に移り住んだ国民たちの記憶を改竄し、「人類は突如発生した巨人によって壁内に追い込まれ、壁外の人類は絶滅した」と思い込ませました。

これが壁内人類の歴史の始まりです。

 

145代目フリッツ王はその名を偽りの王に着せ、自らは「レイス」と名乗り片田舎の一貴族に扮します。

145代目フリッツ王は、初代レイス王ということですね。

ちなみに145代目フリッツ王はすべてのエルディア人をパラディ島に住まわせたのではなく、一部のエルディア人を大陸に残してきました。

大陸に残ったエルディア人は、現在マーレの収容区内で生かされています。

 

不戦の契り

145代目フリッツ王は、「始祖の巨人」と「不戦の契り」を交わしています。

「不戦の契り」の詳しい内容は「【進撃の巨人】不戦の契りの意味を解説」にまとめています。

145代目フリッツ王は、「エルディアが再び世界を焼くというなら我々は滅ぶべくして滅ぶ」と宣言して壁の門を閉じます。

 

この宣言と「不戦の契り」の内容から推察するに、彼はエルディアが滅ぶことになっても、巨人の力がかつてのように世界を支配することを良しとしなかったようです。

恐れ知らずの兵器となる「無垢の巨人」ですが、敵も味方も判別せずただ人を食うだけの存在であるため、「始祖の巨人」なくしては諸刃の剣です。

145代目フリッツ王は「始祖の巨人」を壁内に持ち去ることで、巨人が「軍事利用」されるのを防ぎたかったのだと思われます。

 

エルディアを自滅の道へ

また、壁内人類は約100年間、壁外にいる「無垢の巨人」の脅威によって壁内で生活することを強いられていました。

この「無垢の巨人」はマーレ国内で重罪を犯したエルディア人が巨人化させられたものなのです(巨人の正体に関する詳細情報は「【進撃の巨人】巨人の正体が人間と判明したところで改めて情報をまとめる」をご覧ください)が、記憶を奪われた壁内人類がそれを知る術はありません。

正体不明の巨人によって壁外へ出ることが叶わない現状をなんとか打破しようと、自由を求めて壁外調査を行ってきた調査兵団の多くが、「無垢の巨人」によって死亡しています。

 

「始祖の巨人」の力があれば、人類を壁から解放することは簡単です。

しかし145代目フリッツ王の思想は、それを許しませんでした。

そもそも壁を築いたのは彼なのですから当たり前なのですが、調査兵団はもちろん、ウォール・マリアが壊されたときにさえ「始祖の巨人」の力を使わなかったレイス家は、多くの人間を見殺しにしたということになります。

「始祖の巨人」を宿し、145代目フリッツ王の思想に支配されたウーリは、「この世界はそう遠くない未来必ず滅ぶ」、そのわずかな人類の黄昏に私は楽園を築きたいのだ」と語っています。

実際、壁内人類は壁が壊されるまでの約100年間、平和を享受していました。

 

145代目フリッツ王、そしてその思想を宿した者たちだけが、いずれマーレや他国によって壁が壊されることを分かっていたのです。

それはつまり、エルディアが滅ぶことを防ぐ手段を持っていながら抵抗せず、滅亡を受け入れているということです。

スポンサーリンク

145代目フリッツ王の不戦思想の理由とは

では、何も知らない壁内人類約300万人を滅ぼすほどの大義とは一体何なのでしょうか?

145代目フリッツ王の思想に支配されたフリーダの「私たちは罪人なんだから」という台詞から、彼はエルディア人という民族そのものを「罪人」だと捉えていたようです。

 

マーレ収容区内にいるエルディア人は、かつての民族浄化の罪の意識はから自分たちのことを「罪人」だと認識していますが、145代目フリッツ王もそうだとは限りません。

現在伝わっているエルディア帝国の蛮行の歴史は、マーレ政府によって改竄されている可能性が捨てきれないからです。

 

145代目フリッツ王は、代々フリッツ家で受け継がれてきた「始祖の巨人」を宿していたので、エルディアの本当の歴史を知っています。

もしかすると、145代目フリッツ王の罪の意識には、その真実の歴史が関わっているのかもしれません。

 

145代目フリッツ王の人格

「始祖の巨人」を受け継ぎ、145代目フリッツ王の思想を宿して実質的な壁の王となった者は、皆慈悲深く人間を超越したものを感じさせたようです。

実際、ウーリは壁内で迫害の歴史を辿ってきたアッカーマン家の末裔であるケニーに心からの謝罪をし、フリーダは不義の子であるヒストリアにも優しく接していました。

 

中央憲兵の中には、国王のためにならどんな非道なこともできるという忠誠心を持つ者も少なくありません。

145代目フリッツ王は、誰よりも慈悲深く誰よりも求心力を持つ人だったのかもしれません。

そんな人がなぜ自国の民が滅ぶのを受け入れているのか、ますます気になるところです。

 

まとめ

以上、「進撃の巨人145代目フリッツ王」についてまとめてみました。

彼の思想の多くは謎に包まれており、今のところ誰もそれを知る術はありません。

いつか145代目フリッツ王の考えの全貌が明かされるときが来るのか、そして彼の思惑通り、壁内人類は滅亡の道を辿るしかないのか……今後の展開が見逃せません!

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は読めませんのでブロック対象となります。ご注意ください。