【進撃の巨人】不戦の契りの意味を解説

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人気漫画「進撃の巨人」は、人食い巨人の脅威に壁内に閉じこもるしかなかった人類たちが、巨人に抗い、外の世界での自由を掴もうと奮闘する物語です。

……のはずだったのですが、最近になって、人類が巨人の脅威に怯えなくてはならなかったのには、ある理由があることが分かりました。

それが「不戦の契り」です。

145代フリッツ王と「始祖の巨人」が交わしたというその契りとはいったいどんな意味を持つのかを解説していきます。

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不戦の契りの意味とは?

「巨人大戦」の折、エルディア帝国のフリッツ王がパラディ島に立てこもったのは約100年前のことです。

145代フリッツ王はそのときに、「今後我々に干渉するなら壁に潜む幾千万の巨人が地上のすべてを平らにならすだろう」と言い残しています。

これだけ見れば、パラディ島の城壁都市に攻めてくれば巨人の力を使って迎え撃つという意味にとることができます。

 

しかしフリッツ王は同時に、「エルディアが再び世界を焼くのなら滅ぶべくして滅ぶ」「『始祖の巨人』を奪おうとしても無駄だ」「我は『始祖の巨人』と不戦の契りを交わした」とも言っているのです。

この「不戦の契り」とは、以下のようなことです。

  • フリッツ王改めレイス王の血族が始祖の巨人を宿したときのみ、「始祖の巨人」の真価は発揮される
  • ただし、レイス家の血族の者が始祖の巨人を継承すれば145代の「不戦」の思想に囚われることとなる。

 

つまり、レイス家は「巨人を操る力」を、他国に渡さず、自分が行使して島に蔓延る「無垢の巨人」を操り壁内の人類を解放するわけでもなく、封印状態にしてしまったのです。

それはマーレを含め他国の人間が巨人の力を利用することを防ぐと同時に、エルディア人にとっての希望が失われることを意味します。

エルディア人、つまり、壁内人類もマーレの収容区内の住人も、世界からの嫌悪を受ける存在です。

 

過去1700年に渡って民族浄化を行なったという罪を背負い、巨人の脊髄液を投与されるだけで人間を食らう化け物へと変身してしまう民族なのですから無理からぬことです。

特に壁内人類にとって、発展を遂げている世界中の戦力に対抗するためには、「始祖の巨人」の力によって壁中の大型巨人を操ることが不可欠です。

「始祖の巨人」の力を持たない壁内人類は、いずれ絶滅する他ありません。

 

それでは、そもそもなぜ、145代フリッツ王は不戦の契りを交わし、自滅の道を選んだのでしょうか?

エルディア人が日陰の身を歩むことになったきっかけは、約100年前に起こった「巨人大戦」です。

その詳しい内容は明かされていませんが、きっかけは145代が「始祖の巨人」を継承したことにあります。

「巨人大戦」以前から絶え間なく続いていた、他の八つの巨人を継ぐ家々の争いは、代々「始祖の巨人」の力を王家が呈することで均衡を保っていました。

 

しかし、145代目はそういった争いから目を背け、「始祖の巨人」の力によって八つの家を調停する役目を破棄します。

その結果起こった内戦が「巨人大戦」だと考えられます。

 

不戦の契りを交わした145代フリッツ王の思想とは?

では、145代王が役目を放棄し、辺境の島に国民とともに移り住んだのはなぜなのでしょう?

前継承者のフリーダは、普段は優しく温厚だったのですが、ヒストリアが「柵の外」から出ることに異常なほどの怒りを見せ、「私達は罪人なんだから」とひどく落ち込むことがありました。

このフリーダの言動は、145代王の思想によるものだと考えられます。

ヒストリアで言えば柵、人類全体で言えば壁または島といった「囲われた世界」から「罪人」であるエルディア人が出ることを145代は良しとしなかったのです。

 

エルディア人が罪人であるという意識は、実は145代王だけのものではありません。

マーレ国内の収容区に住むエルディア人たちは皆「自分たちは1700年にも渡って他民族を凌辱し続けた最低の民族」という意識を持って生活しています。

145代王の「エルディア人は罪人」だという意識も、過去の民族浄化によるものなのでしょうか?

王家は「始祖の巨人」を代々受け継いでいますから、記憶も脈々と受け継がれていると思われます。

 

145代王は過去の民族浄化の記憶への贖罪の気持ちから、エルディアの巨人の力が軍事利用されることを拒み、自滅の道を選んだというのは十分考えられる可能性です。

実際、九つの巨人の力は、継承されずにその保持者が死んだ場合でも、ランダムにエルディア人の赤子に宿るので不滅です。

 

エルディア人が絶滅しない限り、巨人という化け物の脅威は決して無くならないのですから、贖罪の意識を持った145代王が自滅を選ぶのにも頷けます。

だからこそ145代王は、壁内人類の人類が巨人を軍事利用していた時代の記憶を消し、巨人の脅威を退けることもしなかったのです。

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不戦の契りが破られる可能性

現在「始祖の巨人」はエレンの身に宿されています。

エレンは王家の血を継いでいないので、「始祖の巨人」の真の力を発揮することはできませんが、その代わりに145代王の思想に染まることもありません。

それでも実は一度だけ、「始祖の巨人」の力に目覚めたときがあります。

それが「無垢の巨人」となった王家の末裔・ダイナに触れたときです。

 

このことから、「巨人となったレイス家の人間を摂取すれば、エレンも『始祖の巨人』の力を使うことができる」という推測が成り立ちます。

しかし、現在壁内に残るレイス家の末裔はエレンの同期であるヒストリアただひとりです。

不確定な情報で、今や女王となったヒストリアを犠牲にするわけにはいきません。

 

ですが、先述の通り、資源や危険の排除という目的でパラディ島にいずれ攻めてくるであろう世界中の戦力に対抗するには、「始祖の巨人」の力が必要です。

145代王の不戦の思想に囚われることなく「始祖の巨人」の真価を発揮できる可能性は、決して無視できるものではなくなるでしょう。

 

まとめ

「不戦の契り」についての解説、145代王の思想への考察はいかがだったでしょうか?

もちろん、まだまだ「始祖の巨人」やエルディアの歴史にはまだ明かされていない秘密があります。

「始祖の巨人」が今後の鍵になることは間違いないでしょう。

よって、不戦の契りを破る可能性のあるエレンはもちろん、その力を使うことのできる存在、壁内にいるヒストリア、マーレにいるジークも今後さらに重要な存在になっていくかもしれません。

「進撃の巨人」のこれからの展開に注目です。

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